先日、提携先の工場にて初めてコウノトリが大空を羽ばたいていく姿を目撃しました
場所は兵庫県豊岡市。

山と田園に囲まれたこの地では6年前よりコウノトリの放鳥が始まり今では野外で繁殖し、41匹が自由に空を飛びまわっているそうです。
コウノトリ
気になったので少し詳しく調べてみると、現在は絶滅の危機にあるといわれているコウノトリも昔は日本列島に広く生息していたとのこと。
しかし明治以降、乱獲や木の伐採など住処が激減したことで生息数は減少の一途をたどったそうです。
その数は1956年には20羽にまで減少し、同年には国の特別天然記念物に指定されました。
このままでは、コウノトリが絶滅してしまうという危機感から1965年には本格的な人工飼育が始まりトライandエラーを繰り返しながら1989年には初めて人工孵化に成功。それ以降は、毎年繁殖に成功しているとのこと。

また人工飼育に力を入れる一方で、地元では農家の方を中心に無農薬、低農薬の米作りに取り組みコウノトリの住みやすい環境を整えることにも力を注いでおられるとのこと。
この無農薬、低農薬で育てられたお米は安心安全な『コウノトリ米』のブランド名で知られ全国で販売されているそうです。

『コウノトリにとっても、人間にとっても優しい環境作りを』

一時期は絶滅の危機にあったものの少しずつ、回復の兆しを見せているコウノトリ。
今回、調べてみるまで知らないことばかりだったのですが、
こうした豊岡でのコウノトリへの取り組みが、今後、人間と自然(動物)との共生の成功例として、現在 日本各地で問題となっている動物保護や環境問題等へのお手本になってくるのではないかと感じました。